大事な愛車をカスタムしたい方は多いと思います。
その中でも、手軽なカスタムの手段として人気が高いのが
ドレスアップ効果以外にも、径が太くなりハンドルが握りやすくなり滑りにくいといったメリットもあるため、是非ともやっておきたいカスタムです。
しかしハンドルカーバーの装着には少々コツが必要で、意外と手こずる人も多いのが現実…。
そこで今回は【ハンドルカバーの取り付け方法】について、私のパートナー(トラック)に取り付けた画像と共に解説していきたいと思います。
- 初めてハンドルカバーを取り付ける人
- 1人でハンドルカバーを取り付ける人
ハンドルカバー装着前に注意するべき事
まず、ハンドルカーバーの取り付け前に注意して欲しいポイントが2つあります。
取り付けるハンドルの径を確認
ハンドルカバーを購入する前に、取り付ける車種のハンドルの直径を計測しておきましょう。
メジャーを用意して『0』のメモリをハンドルの左側に合わせ、反対側の右へ伸ばして測ります。
今度は『0』のメモリをハンドルの上部に合わせ、反対の下へ伸ばして測りましょう。
こうして
ほとんどのハンドルカバーは1cmほどの余裕がありますので、自分のハンドル径に合ったカバーが分かります。
きっちりと範囲内のハンドルカバーを選ぶ事が重要で、小さすぎると取り付けが不可能となり、大きすぎるとカバーだけ空回りして危険です!
爪は短く切っておく
ハンドルカバーというものは表面には綺麗な加工がされていますが、内側はゴム素材で出来ています。
しかし、このゴムは滑り止め目的のためメチャクチャ固いゴムなんですよね。
ピッタリしたサイズでありながら伸縮性がほとんどないため、取り付け時はかなりの力が必要となります。
そのため爪をしっかり切っておかないと割れたり、最悪はがれたりしてケガをする可能性もありますので
ネイルが好きな女性は止めておいた方が無難ですよ
準備できるなら欲しいアイテム
サイズがキチキチで固いゴムであるため、滑りを良くすることで入りやすくなります。
そこでハンドルカバーの内側に水を付けるという方法が有効。
といっても、コップやホースでビチャビチャにするわけにはいかないので
これなら必要な分だけ水を足すことができ、運転席を水浸しにすることはありませんから
もう一つ、ゴムを柔らかくする方法も有効。
ゴム素材は温める事で伸びが良くなる特性を利用し、ドライヤーで温めて柔らかくする方法があります。
しかしドライヤーを使うためにはコンセントが必要で、自宅ガレージでも延長コードが必要ですし離れた駐車場ならシガソケットから別で電源を用意しなければなりません
そこで私のおすすめは
ハンドルカバーを助手席の足元に置いて、モードを足元に設定。
温度を最大まで上げて30分ほど当て続けると柔らかくなりますよ。
余計なアイテムを使いたくない方は、是非この方法を試してみて下さい。
ハンドルカバーの取り付け手順
自分の車に合ったハンドルカバーを購入したら、いよいよ取り付け開始!
取り付ける手順は、大きく分けて4つです。
手順1・ハンドルはロックさせる
ハンドルカバーの取り付けには力が必要な事は説明しました。
このため、ハンドルが動いてしまうと力が逃げてしまい上手く被せる事が難しくなってしまいます。
エンジンを停止させ
取り付け方法は、上からかぶせるか下からかぶせるかの2通りあるんですが、私個人的には
ですので、ハンドルを固定する前に180°反転させておきましょう。
手順2・被せるのは継ぎ目部分から
円形のハンドルカバーには必ず継ぎ目が存在し、ハンドルの下部分に持ってくるのが基本です。
しかし、この継ぎ目部分は他と比べて強度が低くなってしまいますので
継ぎ目の部分は最初に固定するのが基本です。
その後、ハンドルカバーの後ろ部分をめくりながら被せていくんですが、半分ぐらいまでは簡単に被せる事ができるでしょう。
手順3・後半の被せ方
ぶっちゃけ、ここからが本番で挫折する人が多いのが後半部分!
伸縮性のないゴムは、半分を過ぎてくると三角形みたいな形になってきて
物理的に入らないんじゃないの?
って気分になるんですよね?
でも安心してください!
サイズが合ってれば入りますから!!
コツは親指で上から押し下げたくなりますが、他の指を使って
子供の頃に砂場でトンネルを作った事を思い出して、人差し指以降を使って掘り下げていくイメージ
手順4・最後の仕上げ
いよいよラスト!
最終段階は、手首を返し逆上がりを思い出して
そして体重をかけ、手前にほじくるように引き出してください。
ってか、ここまで来ると達成感から説明が必要ないぐらい
ハンドル全体に被さった事が確認出来たら、全体をモミ込むようにして形を整えれば完成。
若干の弛みが気になるかもしれませんが、ゴム素材は時間が経てば戻ってきますので気にしなくてOK!
まとめ
ドレスアップだけでなく、握りやすさや滑りにくさまで兼ね備えた
しかし、取り付けるには力に加えコツも必要なんですよね?
もう一度まとめると
- ハンドル径を確認し爪を切る
- 装着前にエアコンでハンドルカバーを温める
- 用意できるなら霧吹きを
- ハンドルを反転させてロックする
- 縫い目部分から被せていく
- 中盤からは指先でほじくるように
- 最後は体重をかけてぶら下がるように
苦労して装着したあとは、バッチリ写真に収めておきましょうね
それでは、安全運転で!
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