運転免許をとるためには【自動車教習所】へ通い、決められた課程を全てクリアしなければなりません。
なかには学科試験で免許が取れないって方もいるようですが
なぜなら、教習中は隣に教官が乗りミラーでの確認からブレーキの補助までやってくれますし、何もかも完璧になるまで練習するわけではなく基礎的なことをサラッとやるだけ。
となると、免許を取ってからは自分一人で運転するため困難な場面に直面してしまう初心者さんも多くなるのは当然ですよね?
そこで今回は、初心者の方が苦手と感じそうな場面と運転のコツみたいなものを解説していきたいと思います。
最後まで読んで、アナタの運転技術が上がれば幸いです。
- バックする時のコツ
- 交差点で曲がる時のコツ
- 合流のコツ
バックで駐車する時のコツ
初心者が最も困難に感じる場面がバックではないでしょうか?
そして、いったん外出してしまうと必ずしなければならないのが駐車です。
教習で毎回やっていても、やはり実際の路上に出ると状況は様々ですし
もし、ぶつけてしまったら
という精神的なプレッシャーも…。
バックする時のコツはミラーと角度です。
横列駐車のコツ
ご自身が契約している駐車場やショッピングモール、近所のコンビニなどほとんどがこのタイプですので一番遭遇する状況になります。
怖いのは死角の部分で、バックの場合は
もし自分の駐車したい場所が右側だったら左後方はミラーでしか確認できませんので、慣れていない場合は降りていかなければ確認が出来ませんよね?
このため
教習所では駐車スペースに対して直角に入るように教わりましたよね?
しかし、このやり方では角度がつきすぎるんです。
そこで自分が止めたい場所を見つけたら左に寄せ、そのスペースへ平行に近くなるように右にハンドルを切りましょう。
つまり、できるだけハンドル操作の幅を減らして真っすぐさがれる状況に持っていくという事で、この時ハンドルは思い切って右に切りましょう。
そして左のミラーを確認し、自分の車と左の車が重なっていないことを確認しながらバックを開始します。
この時、自分の車の後輪が相手の右のバンパーを過ぎれば左側とは当たりません(後輪が軸になるため)。
右側は窓から顔を出して目視すれば問題なし!
横列駐車のコツは
縦列駐車のコツ
都心部なんかのパーキングメーターがあるタイプで、うまい具合に1台分しか空いていない事がほとんどなんですよね。
1台分のスペースに縦列駐車する場合、頭からの侵入はほぼ不可能ですし後続車が途切れにくいため
まず、駐車スペースを見つけたら手前でハザードランプを点滅し後続車へ止まりますのアピールをしましょう。
一旦、フロント部分をスペースに入れたら右にハンドルを切り
この場合もハンドル操作の幅を減らすのが目的。
というのも、車というのは後輪を軸にして旋回するためバック時はフロント部分が思った以上に振ることになるんです。
中には、コチラが駐車するまでを待ちきれなくて右側から抜けていこうとする車もいますので横方向の動きは非常に危険!
向きを決めたら、右のミラーを確認しながらバックを開始します。
この時に、後方の駐車車両の右側ボディと自車の右ボディを合わせるように調整するように下がれば駐車スペースの幅はつかめます。
あとは左前方、つまり前の駐車車両との間隔を見ながらハンドルを右に切り車体を真っすぐに戻すように操作すれば問題なし!
縦列駐車のコツは
交差点で曲がる時のコツ
一般道の事故が最も多いのが交差点で、注意すべきは2輪車です。
右折時のコツ
交差点を右折する場合、対向車の途切れたタイミングを狙うんですが近づいてくる手前の2~3台を見るのではなく
目線を遠くすることで、相手の距離とスピードからタイミングを計りやすくなりバイクの存在にも気づきやすくなるからです。
そして行けそうなポイントを見つけたら曲がった先の横断歩道に目線を送り歩行者の確認。
この時、危険なのは右の後方からくる自転車なので首をひねって見て、来ていれば次のタイミングを待つようにしてください。
来ていなければそのまま曲がるんですが、横断歩道手前でもう一度右側を確認。
歩行者信号が点滅しだしたタイミングなんかでは、急いで渡ろうとしてスピードを上げてくる自転車が一番危険です!
なかでも中・校生など、車の運転をしたことが無い人達は
車は止まってくれるもの
と思い込んでいるような所があるからです。
そして、もう一つ気を付けたいのが
片側1車線道路で信号の無い交差点では、対向車がパッシングをし道を譲ってくれることがあります。
この時、「ありがとう」という気持ちだけで、スッと曲がってはいけません!
相手のために急いで曲がるのはマナーとしては当然なんですが、相手の車両を横切る前にバイクが抜けてくるかもという気持ちを持っていてください。
右折時のコツは
左折時のコツ
対向車がいない分右折よりも簡単と思われがちですが、死角になる部分が広くなってしまうため2輪車への注意は右折以上にしなければなりません。
目的の交差点手前からウインカーを出しながら、左ミラーと目視で後方確認してください。
この時、バイクや車道を走る自転車が左にいないことが確認できれば
こうする事で車道の左側から抜こうとする2輪車を防ぎます。
そのまま目線を歩道に送り、走る自転車や歩行者の情報を把握。
そして交差点に差し掛かった時には、まず前方から横断歩道を渡る者がいないかを確認したあと、最後に確認するのは
なぜなら、向こうから来た自転車が横断歩道を渡る可能性があるからです。
ひどい場合は斜めに横断してくる時もありますのでよく見ておきましょう。
合流する時のコツ
停車していたり、速度の出ていない状態から速い流れに乗るのが怖いと感じる方も多いのではないでしょうか?
大事なのは加速です。
高速道路で合流する時のコツ
教習所の教官からは
加速車線でしっかりと加速する
と習いますが、ぶっちゃけこれでは少し遅いです。
料金所を抜けてから緩やかに登っていきますが、この時点からアクセルを踏み込んで加速を開始しておきましょう。
そして本線が見えたらミラーで後方を確認し、その時点で
そしてウインカーを出しながら加速車線を走行しながらタイミングを計り、後続車がスピードを上げなければ更に加速し前に、もしスピードを上げてきたらアクセルを少しゆるめ後ろに入るようにします。
ほとんどの場合は後続車も、高速の入り口部分は気にしていますので入れてくれるものなんですが、大幅に減速するハメになると後ろからの追突の危険があるため先に行こうとします。
このため、相手が迷うようなスピードで合流するのは危険なんです!
ぐらいの気持ちで加速しましょう。
合流した後はハザードランプを点灯し『ありがとう』の意思を伝える事。
裏路地から広い道路へ出る時のコツ
このパターンは一般道で停車状態からの合流となり
と思う方もいるのでは無いでしょうか?
歩道がある場合、徐行しながら歩行者を確認する事が最優先。
いなければそのまま人が通れるスペースを空けてギリギリまで前に行きましょう。
理由は
大きな途切れを見つけたら、左からくる歩行者が来ていない事を確認し最後尾の車のすぐ後ろにつくつもりで本線に合流します。
合流できても安心してはいけません!
たまにいるのが、入ってきたスピードのまま走ってる人。
ハンドルを真っすぐに戻した後
でないと後ろの車は車間距離が詰まってしまいブレーキを踏むハメになり、場合によっては追突事故の原因にもなりかねないからなんです。
コツは
ゆっくり走るのは流れに乗ってからとなります。
もう一つ注意点は、本線に入るときは
というのも思っている以上にボンネット部分というのは出ているため、対向車線にはみ出してしまっているケースがあるからです。
同一方向に走る車は、あなたの存在を気にしていても対向車は気にしていないことがほとんどなので車線からはみ出ないように曲がるようにしてください。
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